SCノットはFGノットよりも簡単で結束強度が強い結び方です。
簡単とは少し誤解を招く言い方かもしれません。習得できればFGノットよりもノットを組む工程が少なくて、簡単に結べるということです。
ジギング魂さんや他サイトの検証結果では、SCノットの結束強度はなんと95%程にもなります!
強度があると、大物相手や根がかりの時に助かりますね。
肝心の習得の難易度は個人的にはFGノットと同等ぐらいの難易度だと思います。FGノットが出来ない人はSCノットの方が結び易いかもしれません。
この記事ではSCノットの結び方を解説してあります。FGノットの結び方を知りたいかたはこちら↓↓です。
失敗しやすいところはポイントとして紹介してあります。
繰り返しになりますが、習得できればFGノットより簡単に結べて強力なノットです。SCノットを習得して現場で役にたてて下さい。
SCノットの強度と使用法
scノットの強度
結束強度95~100%
なんと95%もでます。PRノットが結束強度100%をほこりますが、ボビンホルダーを使い少しめんどくさいです。簡単なやり方で95%も出れば十分でないでしょうか。
SCノットの使用法
PEラインとリーダーを結束する結び方です。
SCノットの結び方
PEラインを二つ折にしてリーダーに重ねます。
PEラインをリーダーに25~30回巻き付けていきます。
リーダーの端をPEラインの輪にくぐらせます。
このようになりました。
左指でPE本線とPEの端をでつまみます。右指でリーダーをつまみ、リーダ端は口でくわえます。3方向からゆっくり、やさしく引っ張り編み込み部分を密にします。
このようにきれいに密になればOKです。本格的に締め込むのはこの後です。
ここまでくれば後はSCノットの完成はもうすぐ!後の過程はFGノットとほぼ同じ要領です!
PE本線とリーダー本線を持って引っ張ります。飴色に変化し固くなればOKです。
しっかりできれば以下のハーフヒッチなどしなくて95%程の強度がでます。つまり完成です。
しっかりできているのか不安な方は、以下のようにハーフピッチをして補強するとよいです。
PE本線とリーダー本線を2~3回ハーフヒッチします。
リーダー端をカットし焼きこぶを作ります。
PE本線へ2~3回ハーフヒッチします。
完成です!
SCノットのまとめ
補強のハーフピッチを行わなくても結束強度95%をほこり、FGノットより素早く結べます。習得するのに少し難しいかもしれませんが・・。
SCノットはFGノット上位互換のノットと言えそうです。
FGノットの基本的な結び方とノットアシストがなくてもラインテンションを張って結びやすくなる結び方を解説したのはこちら↓↓
リーダーとスナップの接続は結束強度が強くて、結び方も簡単なパロマーノットやハングマンズノットがおすすめです↓↓
コメント
ピッチじゃなくてヒッチです
修正しました。ご指摘ありがとうございます。
動画を見るよりこちらの記事が非常にわかりやすかったです。
何回か繰り返しやってみて非常に上手く組める様になりました。
現場でも慣れたら楽勝で組めますので非常に助かっております。
ありがとうございました。
>大西さん
お役にたてて幸いです。この記事のscノット(巻き付け部分)はライトショアジギングやシーバスで使うPE0.8号~1.5号を想定しています。
エギングで使う0.5号程度の細いラインの場合は、巻き付け回数を多めにしないとすっぽ抜けの原因になるので注意して下さい。
始めまして、最近釣りをやり始めた素人です。Yの動画ではやり方がわからなかったので、探してたらここへ来ることが出来ました。SCノットマスター出来るよう頑張ります。