春と冬のタイヤ交換時や、普段の点検で行いたいのがタイヤに空気を入れることです。
タイヤ交換時や自然に漏れて、空気が減っていきます。空気が不足していると
- パンクしやすくなる
- 操縦安定性の悪化
- 雨天時に滑りやすくなる
- 燃費の悪化
等のデメリットがあります。
空気を入れるには空気圧計を使用します。ガソリンスタンドやカー用品店に置いてあり、無料で使うことができます。
空気の入れ方がわからない方のために写真を使って分かりやすく紹介します。
まずは車両規定空気圧をチェックしよう
車によって適正な空気圧は違います。また、前後タイヤで空気圧が違う場合も多くあります。輸入車になると乗車人数により空気圧が指定されていることもあります。
まずは、お乗りになっている車の指定空気圧をチェックしましょう。車両規定空気圧は運転席開口部に記載されています。
上の画像で少し見えにくいですが、私の車は(前230・後220)となっているのが確認できます。
エアータンク型空気圧計の使い方(空気の入れ方)
エアータンク型とは上の画像のような空気圧計です。ガソリンスタンドやカー用品店によく置いてあるものです。
こいつの使い方を紹介します。
エアバルブキャップを外してホースをつなぐ
ホイールをよく見ると、空気を入れるエアバルブがあります。自転車と同じようなものです。
キャップを外してエアタンクのホースを接続します。
ホースの接続が個体によってチョイトクセがあって難しいです。「シュー」と空気が漏れる音がする場合はNG。
角度を変えたりしてうまく接続しましょう。うまく接続すれば無音です。
空気圧をチェックする
ホースがしっかり接続されたら、現在のタイヤの空気圧が表示されます。(画像は都合上0になってますが・・)
車両規定空気圧と比べて空気が足りないのか、多く入れ過ぎているのか判断しましょう。
空気を入れる
レバーを握ると「プシュー」と音がして空気が充填されます。規定の空気圧まで空気をいれます。
空気を抜くこともできる
レバーを握ったり離したりしながらしても、ついつい空気を入れちゃい過ぎることもあるでしょう。
空気を抜くこともできるので大丈夫です。
メーターの下にある丸いスイッチのようなものを押すと空気を抜くことができます。
据え置き型の空気の入れ方
据え置き型とは上の画像のような空気入れです。スピードメーターのようなアナログ式のメモリがついてあり、空気圧を指定して使用します。
あまり多くは見かけません。こいつの使い方も紹介します。
ダイヤルを回して空気圧を指定する
メーターは空気圧を示してあります。メーターの脇にあるダイヤルを回し、車両指定空気圧を設定しましょう。
ノズルを挿入して空気を入れる
エアバルブキャップを外して、ノズルを挿入します。
挿入すると「カンカンカン」と音がして空気が補充されます。音がやんだら完了です。
空気を補充し終えたら、ダイヤルを0にしてホースを巻き取り元の位置に戻しましょう。
据え置き型空気入れの注意事項
空気圧は少し高めにすると燃費がよくなります。また、少し少なめにすると乗り心地がよくなったりします。
危険にならない範囲で、好みの空気圧を見つけるという楽しみもあります。
こまめに空気圧を調整した方は据え置き型空気入れは不向きであります。
ベストバランスな空気圧を見つけたいかたは、このような↓↓空気圧計を持った方がいいです。
タイヤに空気を入れる時の注意事項
空気を入れる時に注意してほしいことは、タイヤが冷えている時に空気を入れることです。
走行しタイヤが温まった状態だと、熱で空気が膨張し、本来の空気圧を示していません。
タイヤが冷えている時に空気をいれましょう。
高速道路を走った直後に空気圧を調整するとかはNG。
そんなにシビアに考えなくても、家の近くのガソリンスタンドへ行くぐらいならOKです。
さいごに
ガソリンスタンドに置いてある、空気圧計2種類の使い方を紹介しました。
タイヤ交換時は空気がだいぶ抜けていることが多いので、しっかり空気を入れておきましょう。
それと、タイヤの空気は自然に抜けていきます。
月に1回程度は安全のために、空気圧をチェックしましょう。
ちなみに自転車の空気入れでも車の空気をいれることができます。メーターのついた空気圧入れですね。
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