私の住む新潟は海岸沿いはサーフが多いです。それにもかかわらず、新潟ではサーフフィッシングの人気は下火です。シーバスのハタハタパターンではアングラーがにぎわいますが、フラットフィッシュを狙ってサーフフィッシングしている人はほとんどいません。
サーフフィッシングを開拓しようとネッサCI4+を購入しフラットフィッシュから堤防青物釣りやシーバスなど様々な釣りで使用してきたので、その使用感などをお伝えします。
ネッサCI4+のスペック
地方がら遠浅サーフで釣りをすることがほとんどで、ルアーは主にメタルジグ・シンキングペンシルになります。40gのメタルジグや28gのシンキングペンシルは快適にキャストできます。
遠浅サーフではあまり出番のない20~30gの重量級ミノーも快適で、フラットフィッシュ用ルアーを扱いやすいセッティングになっています。
サーフで10フィート越えです。ロッドが長いほど、飛距離が稼ぎやすいですし、波にラインがもまれてルアーが泳がなくなることもありません。
ロッド重量も170g~180gと非常に軽いです。ライトショアジギングのロッドだともう60~70gぐらい重量アップします。砂場を歩き回り重量級のルアーを携帯しながらキャストするサーフフィッシングの体への負担は想像以上にあります。軽くてあまり疲れません。
ネッサCI4+の飛距離・キャスト感
飛距離
後方重心の飛距離に特化したメタルジグ40gだと約100m程の飛距離が十分にでます。追い風にのると110m程は飛びます(リールの巻取りで計測)
ビーチウォーカーハウルの21gで50m程と飛距離は出るロッドです。
キャスト感
3ピース構造になっておりティップは柔らかめのロッドです。ロッド全体にルアーの重量を乗せやすくキャストしやすいロッドです。私の場合、フルキャストと7割ぐらいの力でキャストと飛距離があまりかわりません。
硬いロッドにありがちなキャストポイントがシビアってことはありません。つまり、誰でも簡単に飛距離を出せるロッドになっていると思います。
サーフで使う方が多いと思いますが、かっ飛び棒130BR( 実重量40g以上になる ) ですと少し重さが気になりはじめます。空気抵抗の大きいルアーはこれぐらいが限度かもしれません。
重量級のルアーをメインにする方はMHがおすすめです。
ネッサCI4+の曲がり
軽くテンションをかけるとこんな感じです。ソゲサイズでもティップがグイっと入ります。
もっとテンションをかけるとこんなかんじです。
穂先が柔らかくノリがいいロッドでなんでものせるんじゃないかというロッドです。かけてからもしっかりロッドが曲がり、魚をばらす心配がなく安心していられます。
バラシやすいシーバスもキャッチできました。
ネッサci4+の残念なところ
糸がらみが多い
3ピースゆえ持ち運びに便利なのですが、ランガンでラインをガイドに通したままロッドをたたむとリールやロッドへの糸がらみが多いことです。最近解決策を思いついたので紹介します。
赤字はラインの方向です。蛇腹折りのようにすると糸がらみが少なくなります。
感度が低い
さすがにボトムの着底はわかりますが、ゴミをひっかけたのか魚なのか一瞬わかりません。ソゲならなおさらです。
ネッサCI4+をライトショアジギングに転用できるか?
サーフフィッシングではメタルジグを使用することもあるとはいえ、穂先が柔らかくライトショアジギングのようなピッチの速いシャクリを行うには不向きです。
穂先の柔らかさを活かしてライトショアプラッキングやショアスローで使うほうがいいです。40~50㎝程の青物にはパワーは十分あります。
一度、河口域でワラサをかけたことがありますが、流れにのせされることなくキャッチできました。少し大きいイダナぐらいかとおもっていました。パワーは十分にあります。
ネッサci4+1008mmhのまとめ
しなやかでパワーがあるロッドという印象です。近年のサーフは人気で、近い所はたたかれた後ということも多いです。人より多く飛ばすということが重要でその上、遠くでもかけてばらしにくいロッド。
このクラスのロッドになるとさすがだなと思わせてくれるロッドになっています。
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