新型インプレッサスポーツに1年半乗ったので今更ながらレビューしてみる

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新プラットフォームSGPを初搭載させたインプレッサスポーツは2016年10月に登場しました。SGPにより先代と比べ車体・シャーシの剛性が1.7~2倍。衝突エネルギー吸収率は1.4倍と大幅に進化しています。

剛性が大幅にあがったというインプレッサスポーツに1年半乗ったので、これから購入しようか悩んでいる人のために、筆者の独自目線でレビューしてみたいと思います。

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インプレッサスポーツのここがすごい「ハンドリング」

この車スポーツと名のってますが、スポーツカーとして設計されてないでしょう。多くの方に乗ってもらう大衆車として設計されているはずなのに、ちゃんとスポーツできちゃってます!直線では矢のように真っすぐ走りますし、コーナーでは狙ったラインをビシッとトレースしてくれて、ハンドルの微調整がほとんどいりません。通常の速度ですとほとんどロールを感じることはありませんし、早いペースでコーナーに入ってもノーズが素早くコーナーに向き、ハンドルを切りこんでいくとグイグイ曲がります。4輪の接地性を感じることができ安心して運転できます。このクラスの車でここまでのハンドリングを持つ車は国産車にはなく輸入車になるのではないかと思います。

インプレッサスポーツのここがすごい「乗り心地」

LLやISグレードになりますが、フロントガラスに遮音ガラスが採用されており静かです。車に乗りこむと外の音がやわらぐのがわかります。高速道路を走ると後方からの音が少し気になりますが、運転席と後部座席の人が通常の大きさの声で会話できます。スポーツ系のタイヤを履いているということを考えれば十分満足できます。

硬めのタイヤを履いているので、タイヤの硬さは伝わってきますが、大きな段差を乗り越えてもショックが1発で収まり不快な揺れはほとんどありません。非常にドッシリとした骨太感のような乗り味でこの価格の車とは思えません。

先ほどでも述べた通りなのですが、たとえ強い横風に吹かれてもハンドルの微調整がほとんどいらないため運転していて疲れません。

インプレッサスポーツのここがすごい「アイサイトの利便性」と「安全性能」

皆さんよくご存知かと思いますが、アイサイトのクルーズコントロールやアクティブレーンキープ機能は、一度乗ったらこれなしではロングドライブできなくなるほど快適です。アイサイトの加速減やコーナリングも滑らかで、運転手は余計な操作をしなくてすむので周りの車への注意に集中できます。

運転席・助手席エアバック、ニーエアバック、サイドエアバック、カーテンエアバックの他、ボンネットに歩行者保護用のエアバックまで装備してあります。

衝突安全性能もJNCUPでトップの点数です。2位3位はCX-8、クラウンとなります。200万を切る廉価グレードでもこの装備が標準です。コスパを考えればこの車を出したスバルの企業努力を推し量れます。

オシャレな室内空間

購入前の試乗は昼間なのでわかりませんでしたが、夜間になるとスイッチの照明は赤くなります。(写真ではわかりずらいですが)スポーティな感じで気に入っています。

インプレッサスポーツのここが残念「燃費」

アイドリングストップは付いているとはいえ燃費は褒められたものではありません。市街地で10~12㌔ほどです。もう少し頑張てほしいところです。高速道路は思った以上に伸びてくれて、特に燃費を意識してない私の運転で18㌔程です。週末に郊外へ行くのがメインとかいう人だと、あまり気にならなくなるかもしれません。

インプレッサスポーツのここが残念「シートのホールド性能」

せっかくいいハンドリングなのに体が滑ります。わかってます。このクラスの車にそんなとこまで求めんじゃねえよ!それならレヴォーグやWRXを買えってことですよね!?すいません。

インプレッサスポーツのレビューまとめ

ハンドリングよく安全性能テンコ盛りでこの価格です。コスパ最強の車じゃないかと思います。個人的に安全性能を第一でインプレッサスポーツを選びましたが、間違ってなかったです。旧型のインプレッサスポーツも中古市場で値崩れしておらず、数年後の買い取り価格も高値がつきやすいと見込めます。買ってよかったと思えるものでした。

車両データー

ボディサイズ
全長×全幅×全高
4460×1775×1480
ホイールベース2670㎜
車重1320㎏
エンジン2.0L DOHC 直噴
駆動方式2WD
最高出力113㎾154㎰
最高トルク196n・m20kgf・m
タイヤ205/50/17(ブリジストン・トランザ)
燃費17.0(JC08)

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