【PEラインの巻き方】下巻きの計算をせずリールにぴったり合わせてトラブルから回避せよ

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PEラインをリールに巻く時は正しく巻くことが重要です。正しくとは、下巻きをしてスプールの適正糸巻き量にピッタリと合わせて巻くことです。

正しく巻かないと

  • PEラインがだまになる
  • ぴょん吉になる(スプールからPEラインがはみ出し輪になる)
  • ドラグが滑る
  • ルアーの飛距離が落ちる

などのトラブルに繋がります。

PEラインを正しく巻くことによってルアーの飛距離が伸びて魚が釣れやすくなったり、不要なライントラブルを防ぎ快適に釣りをできるのです。

今回はPEラインと下巻きをリールにピッタリ合わせる巻き方を紹介します。

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適正な糸巻き量とは?

スプールの上側に溝が付いています。その溝まで巻くとちょうどいい糸巻き量=適正糸巻き量となります。

言葉ではわかりにくいので2つの画像を見比べて下さい。

ピッタリの例

赤い線のところに溝が付いています。ピッタリ巻いてあるので見えにくいかもしれません。

下巻きが足りない例

スプールの上に溝が付いているのがかわるでしょうか?この線までラインを巻くのが適正な糸巻き量となります。

これは下巻きが足りない例です。真似をしないように。

糸巻き量を守るメリット

・ライントラブルの軽減

・ルアーの飛距離アップ

PEラインと下巻きをリールにピッタリ合わせる巻き方

リールにピッタリ合わせる手順をザックリ解説

・PEラインをスプールに巻く

・適正量まで下巻き巻く

・下巻きを移し替える

・PEラインも移し替える

・下巻きをリールのスプールに巻く

・PEラインを巻く

PEラインをリールのスプールに巻く

通常のライン交換のように、PEラインをガイドに通してから、スプールに結びます。

リールのハンドルを回して、PEラインがなくなるまで巻き取ります。巻取りのテンションは普段通りでいいです。

巻き終えたらテープで仮止めしておきます。

PEラインを全部巻き取りました。適正量まで少し足りないですね。

PEラインの上から、下巻きのナイロンラインを巻く

下巻きのナイロンラインを適正量の少し下まで巻きます。適正量の少し下までにする理由はナイロンの吸水性のためです。

PEラインの上から下巻きすることで、適正量まで必要な下巻きの量が実測でわかります。

・下巻きに使用するナイロンラインは水を含むと太くなります。実釣時に適正量をこえないようにするため、適正量の少し下まで巻き付けるのがポイントです!

下巻きとPEラインを別々の空スプールに移し替える

下巻きのナイロンラインとPEラインをそれぞれ別の空スプールへ移し替えます。

こういう時に高速リサイクラーがあれば、便利ですね。

私は持ってないので、電動ドライバーで巻き取っています。

手巻きよりずっとラクです。高速リサイクラーや電動ドライバーを持ってない方は、頑張って手巻きで巻き取ります。

リールのスプールに下巻きを巻いていく

下巻きのナイロンラインをリールのスプールへ巻いていきます。

下巻きの上にPEラインを巻いていく

私の場合、下巻きとメインラインは結ぶ派です。電車結びで結んでおきます。下巻きまでラインが出ることはめったにないため、結束せずにテープで止めてもよいです。

結束する場合はロッドのガイドに通してからにしましょう。

PEラインを巻きていきます。巻取りのテンションは最初に巻いた時のテンションでOKです。

ピッタリ巻くことができました。

下巻きの量を計算して巻くやり方はおすすめしない

糸巻き量計算ツールなどを使って、ラインの太さから下巻き量を計算して巻くやり方はおすすめしません。ピッタリ合わせるには実測がベストです。

PEラインはメーカーによって太さが違うのでピッタリと巻けない

ナイロンやフロロカーボンライン・エステルラインは一般社団法人日本釣具工業会によりハッキリと「直径〇〇㎜」と太さの基準があります。

PEラインについては直径標準が決められていません。900mあたりの重さを示すデニールを太さの単位として使用されています。

つまり、同じ1号でもメーカーによって太さが違うということです。釣り糸の大手メーカーのよつあみも太さが違うことは認めています。

詳しく知りたいかたは以下のよつあみのホームページが参考になります↓↓

このようにPEラインの場合、メーカーによって太さが違うので、計算して巻くやり方ではピッタリと合わせることができません。

↑↑このようなツールは便利ですが、おすすめできません。

PEラインをリールにピッタリと合わせる巻き方のまとめ

新しいリールを購入した時は店員さんに任せるのではなく、この方法でラインを巻いています。

以前は計算してやっていたのですが、微妙に合わないことが多いんですね。

ピッタリと合わせるにはやっぱり実測するのがベストです。

ルアーの飛距離アップやライントラブルの軽減にもつながります。高速リサイクラーがないと多少めんどくさいですが、やる価値はあります。

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